直感的に分かるのが早くてよいのでしょうが、初見の問題はそうはいきません。まず問題をハードウェアとソフトウェアに分解して、可能性の高そうなところから順番につぶしていきます。
ハードウェア
- 配線
- 接触
- USBポート
- 機器の異常
- その他
ソフトウェア
- ドライバ
- OS
- その他
それで「ソフトウェア」と「配線」「接触」から順番にたしかめていって、ようやくハードウェアのその他の項目で、異常を発見しました。原因は、受話器のMIC MUTEという部分でした。
写真の左下にある●MIC MUTEがONになっていました。
そんな機能があるとは知らずに使っていたので、これは落とし穴でした。電話をしているときに、話だけを聞いて、話さない状況が想像できませんので、受話機にMIC MUTEの機能をつけておくのが、便利なのかどうか分かりません。何かの拍子で、MIC MUTEに切り替わると、原因が全く分からなくて、故障したかと思ってしまいます。
この教訓としては、製品をデザインするときは、無駄な機能(操作できる自由度)を増やさないということですね。落とし穴にもなりえます。
4 コメント:
使えるようになって良かったです。
うちのUSB Phoneと形式が違うね。
私のPhoneのmuteは上面にあります。
muteが側面にあるとは以外でした。
問題解決には、観察力が必須ですね。
永井先生
なんと理論的な日記でしょう!
その姿勢でいけばきっとすばらしい研究がで
きるでしょう!
MITで凄い成果出して帰国するのを楽しみにしてます。
doramiさん、
使えるようになってよかったです。側面にあるので、気が付きにくかったです。製品のデザイン的には、側面にあった方が美しいとは思いますが。
他の部分を見る観察力も必須ですね。
レキオさん、
いやー、レキオさんにそう言っていただけると本当にうれしいですね。方向性が合っていることが確認できました。
そして、せっかく研究する以上は、すばらしい研究を産み出したいですね。ひとまずは、MITで凄い成果を出して、帰国したいものです。
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