2008年10月19日日曜日

Blogの目的、問題点と収穫

僕がBlogを書く目的は、考えをまとめるためです。人に見せようと思って書くと、考えが整理された形で頭にしまわれて便利です。なぜかというと、インチキなことは書けなくて、事実でサポートしつつ論理的に書かないといけないからです。

ただ問題が2点あります。

1点目は、基本的に肯定的な意見か、中立的な意見しか書けない点です。ときどき意見が否定的なものになりますが、そのときは載せないようにしています。ぱっと載せてみても、後で削除することが多いです。Blog上には、問題を引き起こしそうな否定的な意見はほとんど書けないのです。

2点目は、何らかの意見を表明すると、その意見を元に僕自身が評価されてしまう点です。たとえば、仮に、僕がアメリカの共和党のマケインを応援していると言うと、その意見を元に、アメリカの民主党支持者からは嫌われてしまうでしょう。確実に黙っている方が対人関係の問題は、引き起こさないはずです。

以上の点を考えたときに、考えをまとめる上では役に立っているけど、Blogが結果的に自分の利益につながっているか謎です。味方は大して増えておらず、書くことが敵を増やしているだけじゃないか?と感じています。僕は、欠点が書く利点を上回った時点で、Blogをやめようと決めています。

僕はこのように小規模のBlogですら、ひいこら言っているのに、大々的にBlogや本を書いている人は、かなりすごいと思いますね。結構、人に嫌われることもあるんじゃないでしょうかね。小規模の実験で、書いて発表することの怖さが分かったのは、Blogを書いたことによる収穫です。

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