2008年10月13日月曜日

チップのよさを理解する

実は英語ではTipで、英語の発音はティップです。チップだと、Chipと同じになってしまいますね。日本語で「チップ」は、Tipでもあり、Chipでもあると友達に言ったら、へんな顔をされましたよ。

さて前々から、なぜかチップ払うのが嫌だなあと思っていたけど、長く住んでいると、意外にいいシステムだということが分かってきました。

嫌だと思っていたのは、総額に加えて、10-20%の割増額を払っているような感覚があったからです。でもそれは僕の勘違いです。総額だと思っていたのは、Totalじゃなくて、実はAmount(総計)です。Amountの中には、サービス料が完全に含まれていないのです。

簡単な式で書くと、
Amount(総計) + Tip(チップ) = Total(総額)
となっています。

Amoutが一定だとしても、店側のサービスに対して、払うチップ(Tip)の額によって、客が評価できる余地が残されているのがよい点です。気に入らなければチップを少なくして、気に入ればチップを多くして、評価できるのです。

日本だと、いくらその店が気に入らなくても、支払う総額を減らす習慣がないので、客側が抵抗する権利はないですね。欧米各国の方が、客側の自由度が高いわけで、ぼくは好きなシステムです。

もし食べるときに、チップという慣習が面倒くさいなら、レストランじゃなくて、ファーストフードに行けばよいです。支払う料金の中に、完全にサービス料が含まれた形になっています。ただサービスは皆無です。

4 コメント:

匿名 さんのコメント...

チップ制度はいいかもしれませんが、日本人的には、食事料金が普通に高い上に、サービス料を取るというのが問題かなと。
で、チップ制度の本当の問題は、チップ払ってもらうのがあたりまえっていう風になっていることだと思います。昔払わなかったら怒られたから、払ったっていう経験あるし。ということで、チップもらえたらラッキーって思えるくらいに、チップを払う閾値をあげるといいと思います。それでこそ、消費者に権利があるといえる状況かと思います。

Moemoe さんのコメント...

いし浦さん、

たしかに欧米は外食の食事料金自体が高いですね。今いるマサチューセッツ州は、外食には消費税がかかるので、日本より外食するのが高い印象があります。日用品には消費税がかからないのですが。

チップ制度の問題もそうですね。チップがもらえるのが当たり前になっています。チップを払う額は、実は10-20%の幅(上は上限なし)しかとれないので、本当に自由とはいえないですね。なので払わなかったら怒る人もいるでしょうね。

おっしゃるとおり、チップを総計の0%からはじめられるのだったら、真に消費者に権利がある状態といえそうです。

匿名 さんのコメント...

あ、そういや、この前の日曜日カードで飲食代払ったけど、そのときチップの金額書く場所なかったから、どこにチップ書いたらいいって聞いたら、いらないって言われたよ。いい接客だったから払いたかったのに。

・・・たぶん、TipではなくChipって発音したんだと思う。残念。

Moemoe さんのコメント...

いし浦さん、

あらら、機会を逸してしまい、残念でしたね。へー、チップを書く欄がない店もあるんですね。普通は欄がありますよね。

カタカナはTrickyですね。僕はどうしてTipにチップというカタカナを割り当てたのか、不思議に思っています。まぎらわしいですね。