MITにある、500人ぐらいが入る講堂。セミナーの会場でした。
今回のEconomic crisisを、非常にシステマティックにとらえようとして、経済の仕組みを変える議論になっているのが面白かったです。今回の危機は、システムの異常なので、新しく根本的にシステムを変えなくてはいけないという考えです。バブルが産まれるのは仕方ないとして、それを小さいままに抑制するシステムをどうやって構築するかを考えていました。
表層的に、誰が悪いとか個人の責任を追及する話じゃなくて、背後のメカニズムにせまっていく態度が、僕は共感できました。これって、日本のマスコミや、感情的な人が持つ態度とは、全然違いますよね。こういうシステマティックにとらえる人がアメリカにいるうちは、アメリカの経済システムはまたうまく動き出すのじゃないでしょうか。
セミナーを聞くにあたって英語の問題がまだありました。今度は、英語が聞き取れても、語彙と背景知識の不足で会話の意味が分かりませんでした。capital, equity, mortgageって聞いて、瞬間的に意味が分かるレベルじゃないと、話についていって理解するのは難しかったです。英語を聞いて理解するのは、耳だけの問題じゃないですね。
2 コメント:
疑問なんですけど、今回の経済危機を、アメリカのマスコミや感情的な人は、どのようにとらえて(&伝えて)いるのでしょうか。結局日本と同じように、個人の責任を追及しているのでしょうか。
何か情報があれば教えてください。
>英語を聞いて理解するのは、耳だけの問題じゃないですね。
これは本当にそう思いますね。日本語ですら、耳だけの問題じゃないですからね。
ルミコさん、
僕は、あんまりテレビのニュースを見てないので、よく分かっていません。すみません。たまにニュースを見ても、大統領選の話題ばかりですよ。
おっしゃるとおり耳だけの問題じゃないですね。分からないことも、たくさん原因があって、英語の話を理解しようとしたら、原因に応じて、いろいろな手を打つ必要がありそうです。
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