2008年10月15日水曜日

アメリカで人種の話はしないに限る

アメリカ人は、人種に関する話を徹底的に避けようとします。人種の話題を聞こうとすると、本当に雰囲気が悪くなるので、徹底的に話さないに限ります。みな実は、人種に対して、ものすごくセンシティブです。ずっと日本でのんきに暮らしてきた僕は、人種のことには無頓着で、僕は2回失敗してしまいました。

疑問が浮かんで、人種に関する話を聞こうとしても、皆、口を閉ざします。いろいろな傾向が見えても、それは胸にしまっておくべきですね。ただ僕の経験では、留学生間で話すのは、ぜんぜん問題がありませんでした。留学生はあまり気にしてないみたい。

アメリカが真に平等と自由なら、話しても問題なくないだろうか?でも結局、それは違いました。人種に関して本音を隠し持っています。みんな絶対に言わないけど。アメリカも本音と建前で成り立っている文化でした。どこに穴があるか分からず、さらに誰も穴の位置を教えてくれないので、結構怖いですよ。どこかで落ちてようやく穴の場所が分かるといった感じです。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

物事には必ず表と裏がどうしてもあるから、人間が作る社会に本音と建前ができるのは仕方ないね。どこを表として光を当てて、どこを裏として光を当てないかというだけの話だね。
ちょっと飛躍するけど、生きるってことは死ぬってことを、常に含んでいることだからね。

Moemoe さんのコメント...

いし田さん、

これもまた著名な方の名前なのでしょうか(笑)?

おっしゃるとおり、物事には表と裏がありますね。アメリカに来ても、いつも光があたってるのは、建前のアメリカの自由と平等という部分です。そこの部分が世界中で喧伝され過ぎてる気がします。その裏は、誰も話してくれないですね。

「生きることが死ぬことを常に含む」とは、死ぬことが、生きることと裏腹という意味ですよね。よく分かります。

裏も知って、ようやく物事の全体像がつかめるので、アメリカの理解という意味では、アメリカに来てよかったです。