ウイルスに感染したあげく、システムが壊れて、Windowsが起動しなくなりました。アメリカにいて、英語が読めるようになって、最新のウイルスに感染しました。英語も悪い面がありますね。データの救出活動をして、他の仕事は完全に休止しました。ウイルスバスターを起動していて、OSもアップデートしてあって、注意を払っていたのに感染するとは悔しいですね。
この問題を解決するために、少しだけパソコンの仕組みがよく分かるようになりました。問題が起きないと、システムを理解しないというのも、面白い話です。
幸いにして、必要なデータを回収することはできました。KNOPPIXというCDから起動できるLINUXを使いました。まずそんなソフトの存在を知りませんでしたので、バックアップをとるのに4時間ぐらいかかりました。まずそのソフトを日本のサーバからダウンロードするのに、700MBで40分ぐらいかかりました。そしてISOという形式で、DVDにライティングしました。
そして問題は、Windowsの復帰でした。まだ終わっていません。
リカバリディスクがなかったのが問題でした。僕の使っているLet's noteは、リカバリディスクがあれば、すぐにリカバリできるのですが、アメリカにもって来ていませんでした。ちょっとリスクを少なく見積もっていました。海外に長期滞在する人は、リカバリディスクぐらいは持っていった方がいいです。
Windowsを復帰させるのに、僕が思いついたのは、以下の四つの選択肢でした。(1)Windows回復コンソールを使って、レジストリを元に戻す。(2)KNOPPIXでレジストリをいじって、元に戻す。(3)XPを再インストールする。(4)VISTAをインストールする。若い番号の方が、より元の状態に近くできると思いました。
まず(1)をやってみました。結構難しいです。なぜかというと、基本的に回復コンソールは、FDで動かすもので、FDを持っていない僕は、大苦戦しました。それでまず回復コンソールをCDで起動できるようにするのに時間がかかりました。問題はさらにその後で、CDで起動できるディスクを作成したのですが、ハードディスクを認識させるドライバをインストールするために、FDが必要でした。うーん。持ってないんですけど。Windows XPって実は設計が悪くないだろうか?
(2)も試しました。LINUXで、よくわかりませんでした。それで時間がかかりそうだったので、あきらめました。
(3)でXPの再インストールも、FDが必要でした。ハードディスクを認識させるためのドライバのインストールのときに、FDを要求されます。うーん悩ましい。
(4)のVISTAをインストールするときには、ハードディスクのドライバはいらないです。なので一番手間がかかりません。対応しているソフトが少ないらしく、インストール後が気になります。。
全部ちょっとずつ試したら、バックアップ後にさらに3,4時間経過してしまった。
試練ですね。今、一番楽な選択肢は、MITが契約しているVISTAをインストールしてしまうことです。しかしVISTAをインストール後、仕事がはかどるのだろうか?未知数なところが、いかにも悩ましいです。
2 コメント:
自分の大学のPCも、月曜にウイルスに感染してしまいました。
USBは金曜に感染していたみたいで、おそらく大学のネットワークから感染したみたいです。
(家のPCにもそのUSBは刺しておらず、また家のPCは感染していませんでした。)
自分の場合はUSBを刺したときにAutorunで起動するもので、幸い致命的なものではなかったですが、駆除にかなり手間を取られました。
ウイルス対策ソフトでは完全に駆除できませんでした。
以前の熱暴走によるシャットダウンのときだったり、いろいろトラブルが起こって初めて危機管理をするようになってしまいます。
本当は順序が逆なんですが…。
shunさん、
なるほど。興味深い話をありがとう。shunさんもウイルスに感染しましたか。
最近はUSBから感染することが多いですね。僕も大学のPCから感染しましたよ。とくに制御・計測用PCは、アンチウイルスソフトが入っていないことが多く、ウイルスの溜まり場になってるはずです。
これからはUSBでちょっとデータを受け渡しするのも控えた方がいいですね。ipodとか、デジカメの中にもウイルスがあるかもしれないので、やっかいです。
徹底的に危機管理してから仕事を始めるのは時間がかかってめんどくさいから、どうしても対策が後回しになるよね。危機管理自体は、成果につながりませんしね。
この兼ね合いは難しいところです。
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