一応留学期間中に、目標としていたことができて、実験も一段落しました。今週中に結果が出たのでうれしい限りです。
今回の勝因は、
- 問題発見と解決のプロセスが早くなった。
- 一人ではまりこまず、困ったときは、よく知っている人の力を借りた。
- 問題発見と解決につながらない無駄な実験はやらなかった。
- よく働いた。
です。以上のことは才能じゃなくて、単に習慣の問題なので、物事がうまくいくように自分の習慣を直しただけです。しかし習慣的なことが、ものすごく効果的でした。
ようやく自分で目標を定義し、それに向かって改善を繰り返しながら、目標に到達するプロセスが身についてきました。自分で言うのもおこがましいですが、ここにきて、博士としての力がついてきたかなと思います。
今回はよく働きましたが、もっと考えるプロセスを磨いて身につければ、無駄な実験と働く時間をもっと減らし、より少ない手順で、求める結果にたどり着けるはずです。これは帰国後も改善していくべき課題です。
きちんとした投稿論文にするには、もうちょっとデータが必要ですが、今回の結果は、博士論文の1章分にはなりそうで、ほっとしています。このペースで1年間研究室にいたら、きちんとした投稿論文を2本ぐらいは書いて投稿できそうです。来るかどうか別として、ポスドクという身分でアメリカにきても、なんとかなりそうな感触をつかみました。大変よい留学になっていると思います。
2 コメント:
すばらしい!
目標に掲げたことを達成したなんて、なかなかできることじゃありませんね。きっと僕なんかを大きく飛び越えて、帰ってきてくれるのだと思っています。帰ってきたら色々教えてくださいね。
いしださん、
いやーお褒め頂きまして、光栄です。ありがとうございます。
期待されていて、うれしい限りです。石田さんを越えるのは至難の業ですよ。アメリカに行って、石田さんの体重を大きく飛び越えて帰ってくるのは容易だと思いますけども。アメリカとはそんな国です。
もちろん、アメリカについてお伝えできることは、どんどんお伝えしようと思います。僕の場合、帰ってきてからが、博士の本番だと思いますので、博士の審査経験者のいしださんには、いろいろ教えて頂きたいです。よろしくお願いします。
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