2008年11月25日火曜日

アメリカのいいところは、食べ物を分け与えることに対して懐が広いところです

アメリカのいいところは食料が豊富にあって、食べ物を分け与えることに対して懐が広いところです。

MITでは、何かイベントがあると、タダでご飯やお菓子が出ます。セミナーが昼にあるとランチになって、3時ぐらいにあるとお菓子、夜にあるとディナーになります。このイベントに、何か厳しい受付があるわけでもなく、参加資格も厳密には問われません。

MIT内のタダでご飯が食べられる場所の情報を配信しているメールマガジンもあるそうです。それらのイベントを渡り歩けば、食費が全くかからない生活も可能です。

また大量に注文したものが、余ることも多く、消費するために、余ったピザやケーキ、クッキー、チーズ、コーヒーなどがMITの廊下の机の上に置かれているのも頻繁に見ます。道行く人が何か食べているので、そこに食料があるのが分かります。先生が食べられなかった大量の食料が、研究室のキッチンに置かれているのもありふれた光景です。学生ですら、セミナーで食べられなかった大量のお菓子を置いていきます。

アメリカで、食べ物があんまりおいしくないかもしれないのと、太る可能性が増えることを除けば、気楽でいいですよね。他者に食料をあげることに関して、とても寛容です。

一方で、日本の大学では、何かを食べるのにもっと敷居が高いです。たまにタダのご飯が出るぐらいで、その頻度はもっと低いです。また僕は、日本には、「働かざるもの食うべからず」という思想があると感じています。何も貢献していない人は、食べてはいけないという潜在意識があります。廊下の上に、自由に食べてよいという食料が置かれているのを見たことがありません。珍しさのあまり、もし置かれていても、怪しくて食べられないですね。食べ物を分け与えるという点では、懐が狭いのかもしれません。

2 コメント:

chandora さんのコメント...

アメリカではshareすることが普通になっているんでしょうね。
気持ちが温かくなります。

moemoeさん!
ブログアーカイブが187になっていました。
4ヶ月で187は大変な数だと思います。
内容も楽しかったですよ。
日本へ帰ってからも是非ブログの投稿続けて下さい。

Moemoe さんのコメント...

doramiさん、

量が大量にあるので、分け与えるのは普通ですね。がつがつする必要がなくてよいですね。

細かく続けていくと、記事の数も驚くべき数になりますね。楽しい内容であったなら幸いです。帰ってからも、書く内容があれば、ブログを続けようと思います。